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2024.12.10
美容コラム
医療脱毛は痛いって本当?!痛みを感じる理由や対処法、セルフケアについて解説!
「医療脱毛って痛いの?」と不安に思っている方も少なくないのではないでしょうか。
確かに、医療脱毛は機械の出力が高く、痛みを感じやすいという声もよく聞きます。痛みについて不安な方は、原因を正しく理解し、対処法を知っておけば、少しでも痛みに対する不安を軽減できます。
この記事では、医療脱毛で痛みを感じる理由や、痛みを軽減する方法、自宅でできるセルフケアについて詳しく解説します。
医療脱毛が痛いからと施術を躊躇している方、現在通っていて痛みが気になる方は、ぜひご参考ください。
医療脱毛は痛いって本当?
医療脱毛はエステ脱毛に比べて痛みを感じやすいと言われていますが、それには理由があります。ここでは、痛みを感じやすい理由や、痛みの原因、痛みと効果の関係性について解説します。
医療脱毛は痛みを感じやすい
医療脱毛は、レーザーを使って毛根を破壊することで、照射した部分の毛穴から毛が自然と抜け落ちていく施術です。
レーザーが毛に含まれるメラニン色素に反応すると、熱エネルギーを発生させて毛根を破壊し、熱が周囲の皮膚にも伝って痛みを感じます。
特に、メラニン色素が多い、濃く太い毛のある部位ではレーザーの反応が強く、痛みを感じやすいです。
痛みの感じ方には個人差があり、肌の状態や体調によっても異なります。乾燥した肌や日焼けした肌はダメージを受けやすく、より強い痛みを感じる場合があるため注意が必要です。
医療脱毛で感じる痛みとは?
医療脱毛で感じる痛みは「輪ゴムで弾かれたような感覚」や「ピリッとした熱さ」と表現されることが多く、部位や肌の状態によっても異なります。
乾燥している肌や日焼けした肌は敏感になりやすく、痛みが増します。
痛みを軽減するためには、冷却機能付きの脱毛機を使用したり、麻酔クリームを塗布したりするなどの対策ができるため、痛みに不安がある方はクリニックに相談するとよいでしょう。
「痛み=効果」ではない
医療脱毛で痛みを感じるのは、レーザーが毛根にしっかりと作用している証拠ですが、「痛みが強いほど効果が高い」というわけではありません。
痛みの感じ方は、レーザーの出方や施術部位、個人の肌質によって異なります。
また、回数を重ねることで、毛量が減って痛みを感じなくなる患者さんや、痛みに慣れてくる患者さんもいます。
痛みが強すぎるその場合は肌にダメージを与え、やけどや炎症のリスク、脱毛効果が低下することもあり、クリニックに相談して適切な出力調整を行うことが大切です。
医療脱毛で痛みを感じやすい部位
医療脱毛は、レーザーを照射する部位によって痛みに違いがあります。以下は、特に痛みを感じやすい部位です。
- VIO
- 脇
- 顔
- ひざ下
痛みを強く感じる部位は、毛が太く濃い部位、皮膚が薄くデリケートな部位、脂肪が少ない部位が当てはまります。
例えばVIOは、皮膚が敏感でありながら粘膜に近いこと、毛が太く濃いことから、痛みを感じやすい部位です。
脇の毛もVIOと同様に、太くて濃い毛が密集しているため痛みを伴いますが、照射する範囲が狭いため施術時間が短く、個人差があるもののVIOと比べると我慢ができる方が多いでしょう。
顔は皮膚が薄く、特に鼻下や額など骨に近い部分では痛みを感じやすくなります。さらに、顔は日焼けしやすい部位でもあるため、日焼け後の敏感な肌にレーザーを照射すると痛みが増す可能性があります。
ひざ下は骨に近く脂肪が少ないため、痛みが伝わりやすく、特にスネの部分で痛みを感じるケースが多いです。
医療脱毛で痛みを感じる理由
医療脱毛は毛根に強力なレーザー照射し、その熱で毛根を破壊するため、どうしても痛みを伴うことが多いです。痛みの感じ方は個人差があり、肌の状態や施術を受けるタイミングによっても変わります。
ここでは、なぜ医療脱毛で痛みを感じやすくなるのか、その具体的な原因について詳しく解説します。
肌が乾燥している
乾燥した肌は、通常の肌に比べてバリア機能が低下しており、外部からの刺激に対して敏感になっています。
乾燥によって皮膚が硬くなると、レーザー照射時の刺激が増し、さらに痛みが強くなることもあるため、日ごろから十分な保湿ケアが重要です。
日焼けをしている
医療脱毛のレーザーは、メラニン色素に反応して熱を発生させるため、肌表面のメラニンにも反応して、日焼けをしていない部位に比べて熱が発生し、皮膚表面で強い痛みを感じやすくなります。
さらに、日焼け後の肌はダメージを受けて敏感な状態になっており、炎症やヒリヒリ感が残っている場合も痛みを加速させる原因となります。
日焼けをしている状態で施術を行うと、痛みだけでなく、やけどや色素沈着などのリスクも高まるため、日焼け止めや帽子、日傘などでしっかりと紫外線対策を行うことが重要です。
ホルモンバランスが乱れている
生理前や生理中のホルモンバランスの乱れは、肌を敏感にさせるため医療脱毛の痛みを感じやすくなります。
ホルモンバランスの乱れとは、エストロゲンの分泌が減少し、プロゲステロンの分泌が増加している状態です。
エストロゲンは肌の保湿や弾力性を保つ役割を果たしており、その分泌が減少すると肌のバリア機能が低下しやすくなり、プロゲステロンの増加は肌の油分バランスを崩し、肌を乾燥させることで、外部からの刺激に対して肌が過敏になりやすくなります。
他にも、ホルモンバランスの乱れはストレスや睡眠不足などでも発生するため、生理にストレスや睡眠不足などが重なるとさらに痛みを感じやすくなります。
生理中はVIOの施術ができないクリニックも多いですが、それ以外の部位も敏感になっている可能性があるため痛みにつながります。
ホルモンバランスの乱れを整えるために、ストレス緩和や十分な睡眠をとるなどの対策も必要です。
痛みの出やすい部位の施術を行った
前述の通り、医療脱毛のレーザーは皮膚が薄い、毛が太く濃いなどの部位で痛みを感じやすくなります。
そのため、VIOや脇、顔、ひざ下などは痛みが出やすい可能性が高く、全身脱毛や部分脱毛でそれらの部位に施術を行った場合は、他の部位に比べて痛みを感じやすいです。
痛みが出やすい部位の施術には、麻酔クリームや冷却機能つきの脱毛機を使用することもできるため、施術前にクリニックでどのような痛み対策ができるか確認しておきましょう。
痛みの出やすい脱毛機で施術を受けた
医療脱毛に使用されるレーザー脱毛機には、主に「熱破壊式」と「蓄熱式」の2種類があり、それぞれ痛みの感じ方が異なります。
熱破壊式は、強力なレーザーを瞬時に照射し、毛乳頭や毛母細胞といった毛を作る組織を直接破壊する方法です。
高出力で効果が早く現れますが、その分痛みも強く、特に太く濃い毛が多い部位では「輪ゴムで弾かれたような痛み」を感じやすいです。
一方、蓄熱式は低出力のレーザーを連続的に照射し、徐々にバルジ領域と呼ばれる毛を生やすように指令を出す組織を破壊するため、痛みが少ないとされています。
「じんわりと温かさを感じる程度」と表現されることが多く、敏感肌や痛みに弱い方に向いています。
どちらの方法でも効果的ですが、痛みの感じ方には個人差があるため、自分に合った脱毛機を選ぶことが重要です。
空腹・体調が悪い状態で施術を受けた
空腹や体調が悪い状態で施術を受けた場合も、医療脱毛で痛みを感じやすくなります。
風邪や寝不足といった体調不良の際は、身体は本来の防御機能が低下しており、外部からの刺激に対して敏感になります。体調不良時に施術を受けると、肌トラブルや回復の遅れにもつながります。
施術前にはしっかり食事をとり、十分な睡眠を確保して、体調が良好なときに施術を受けるようにしましょう。
医療脱毛の痛みを軽減する対処法
医療脱毛は痛みを伴うことがありますが、適切な対策をとることで、痛みを軽減できます。ここでは、医療脱毛の痛みを軽減する対処法について解説します。
痛みを感じやすい時期に施術を受けない
痛みを感じやすい時期に施術を受けないようにしましょう。
生理前や生理中、肌トラブルがある、睡眠不足、ストレスがたまっている時期などの施術は、通常よりも強い痛みを感じやすいです。
生理期間を避け、自分の体調や肌の状態をよく確認し、無理をせずに安定している時期に予約を入れるとよいでしょう。
痛みの少ない脱毛機を使用する
医療脱毛のレーザー機器には、アレキサンドライトレーザーや3波長ミックスレーザーなど、様々な種類があります。それぞれのレーザーには特徴があり、毛質や肌質に応じて最適な機器を選ぶことが重要です。
- アレキサンドライトレーザー
- 3波長ミックスレーザー
アレキサンドライトレーザーは、メラニン色素に強く反応するため、特に太く濃い毛に効果的です。
脇やVIOなどの太く濃い毛の多い部位で効果を発揮しますが、産毛や日焼けした肌には向いていません。また、照射スピードが速いため、多くの施術にも適しています。
一方、3波長ミックスレーザーは、『アレキサンドライトレーザー(755nm)』『ダイオードレーザー(810nm)』『YAGレーザー(1064nm)』の3つの選択肢を組み合わせています。
これにより、異なる深さの毛根にアプローチできるため、さらに日焼け肌や色素沈着がある肌にも安全に使えるため、多様な肌質や毛質にピッタリです。
このように、脱毛機器はそれぞれ得意な分野が異なるため、自分の肌や毛の特徴に合った機器を選ぶことが、効率的な脱毛を進めるための鍵となります。
麻酔を使用する
痛みが強く感じやすいVIOや顔などのデリケートな部位では、麻酔を使用することで施術時の痛みを軽減できます。医療脱毛で使用される麻酔には主に2種類あります。
- 麻酔クリーム
- 笑気麻酔
麻酔クリームは、施術前に塗布して皮膚の感覚を和らげる方法です。施術の30分前に塗ることで効果が現れ、痛みを軽減します。
笑気麻酔は、笑気ガスを吸入することで、リラックスした状態を維持し、痛みへの恐怖心や不安を軽減します。即効性があり、施術中も安心して受けられるため、痛みに敏感な方におすすめです。
麻酔を使用することで、レーザーの出力を下げることなく高い効果を維持しながら施術できるため、自分に合った方法を選びましょう。
リラックスした状態で施術を受ける
緊張や不安があると、体は刺激に対して敏感になり、通常よりも強い痛みを感じます。特に初めての脱毛や痛みが心配な部位では、リラックスすることで痛みの感じ方が大きく変わる場合があります。
リラックスするためには、施術前に深呼吸をして心を落ち着かせると良いでしょう。
施術部位を冷却する
レーザーが照射されると、毛根に熱エネルギーが生じ、その熱が皮膚にも伝わるため、痛みを感じやすくなります。
施術中に冷却装置や冷却ジェルを使用することで、熱を抑え、痛みを軽減可能です。冷却しながら施術を受けることで、より快適に脱毛を進めることができます。
脱毛機の出力を下げる
太く濃い毛やデリケートな部位では、出力が高いと強い痛みを感じやすくなるため、脱毛機の出力を下げてもらうことで痛みを軽減できるでしょう。
出力を下げることで痛みは軽減されますが、脱毛効果も弱まる可能性があるため、痛みを軽減したい場合には、施術者と相談しながら、自分に合った適切な出力で施術を受けるとよいでしょう。
医療脱毛の痛みを抑えるためのセルフケア
医療脱毛の痛みを軽減するためには、クリニックでの対策だけでなく、日常的なセルフケアも非常に重要です。
ここでは、日常生活で簡単にできるセルフケア方法について解説します。
たっぷりと保湿をする
肌が乾燥していると、レーザー照射時に熱が直接肌に伝わりやすくなり、その結果、痛みを強く感じます。
さらに、乾燥した肌はバリア機能が低下しているため、外部からの刺激に対して敏感になり、痛みだけでなく炎症や赤みなどのトラブルも生じやすくなります。
特に施術前後は、保湿クリームやローションを使って肌を十分に潤すことが大切です。
ただし、施術直前の保湿は避けましょう。保湿剤が毛穴に入り込み、レーザーの効果を阻害する可能性があるため、施術直前は保湿を控えるのが理想的です。
脱毛期間中の日焼けを避ける
日焼けした肌は、紫外線によってメラニン色素が増加しているため、医療脱毛で使用されるレーザーが肌のメラニン色素に反応してしまいます。
その結果、通常よりも強い痛みを感じるだけでなく、やけどや色素沈着などの肌トラブルが起こる危険性もあります。
日常的に日焼け止めを使うことはもちろん、帽子や日傘などのアイテムを活用し、肌の露出を控えることが大切です。
特に施術後の2週間は紫外線対策を徹底することで、痛みや肌トラブルを軽減できるでしょう。
生活習慣を改善する
医療脱毛の痛みを和らげるためには、生活習慣を改善することも重要です。特に、睡眠不足や栄養バランスの乱れは、体全体のバランスを悪化させ、痛みに対する感受性を高める原因になります。
質の良い睡眠を確保することで、肌のターンオーバーが促進され、肌の状態を整え、施術時の痛みが軽減される場合があります。
食事で気をつけることは、特にビタミンやミネラルを豊富に含む食品を摂取すると、肌の潤いと弾力が保たれます。
健康的な生活習慣を取り入れることで、医療脱毛の痛みを抑えられるでしょう。
まとめ
医療脱毛で痛みを感じる原因には、毛の濃さや肌の状態、施術部位、体調、脱毛機の種類などがあります。
クリニックのカウンセリングで痛みの原因となる要素を詳しく確認し、自分に最適な施術プランを選択しましょう。
特に、どの脱毛機を使用するか、出力の調整が可能か、麻酔の使用ができるか、施術後のセルフケア方法や、痛みが強く感じられる部位への対応策についても詳しく説明を受けるとよいでしょう。
ガーベラ美容クリニックでは、アレキサンドライトレーザーと3波長ミックスレーザーの2種類の脱毛機の用意があり、痛みに不安がある方やデリケートな部位の施術にも対応できます。
医療脱毛の痛みに不安がある方は、ぜひガーベラ美容クリニックにご相談ください。