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2026.03.25
院長ブログ
ピコレーザー(ディスカバリーピコプラス)導入
ピコレーザーが国内に普及し始めてから数年経ちますが、わが院でもついに導入しました。長く使用している「Q-Puls Star」と同メーカーであるイタリアQuanta社製の「Discovery PICO PLUS(ディスカバリーピコプラス)」です。
ディスカバリーピコプラスは、圧倒的に最大出力が高く、より深い層までレーザーのパワーを届けることできるので、少ない回数でより効果的な治療が可能な非常に優秀な機械です。
※ピコレーザーとは?
従来のQスイッチレーザーが「ナノ秒」単位の照射時間(パルス幅)であるのに対し、ピコレーザーは「ピコ秒(10憶分の1秒)」という非常に短い時間単位での照射となります。熱による周囲組織への影響を最小限にとどめながらメラニン色素を細かく破砕することができるため、肌へのダメージや痛み、炎症後色素沈着などのリスクを抑えた治療が可能です。また、従来のQスイッチレーザーでは治療の難しかった薄いしみにも一定の効果が期待できます。
ディスカバリーピコプラスを選択した理由はほかにもいくつかあります。
●ルビーレーザーを搭載している、フラクショナル照射も可能
ルビーレーザーはメラニン吸収率が高く、真皮層にまで届くため、IPLで反応し難い薄いしみや深い部分のしみ(ADMなど)にも有効です。さらにフラクショナル照射を行うことで、正常組織へのダメージを抑えダウンタイムの少ない治療も可能です。
ルビーフラクショナルレーザーで、IPL治療で反応が乏しくなってきたしみや、そもそも反応しないしみに対しても低リスクで積極的にアプローチができるようになります。これまでの日常診療においても、IPLやQスイッチYAGレーザー以外のデバイス治療の選択肢が求められる場面が少なからずあり、ルビーフラクショナルレーザーの登場で治療の幅がさらに広がることが非常に楽しみです。
●アブレイティブなフラクショナルレーザー治療が可能である
フラクショナルレーザーには、アブレイティブ(=蒸散型、表皮を削る。CO2レーザーやエルビウムYAGレーザーが該当)とノンアブレイティブ(=非蒸散型、表皮を削らない。エルビウムグラスなど)があります。
多くのピコフラクショナルはノンアブレイティブです。ダウンタイムや痛みが少ないというメリットがありますが、深いニキビ跡のクレーターなどに対する効果は限定的です。ディスカバリーピコプラスでは、アブレイティブなフラクショナルレーザーの照射が可能です。ダウンタイムは長めになりますが、よりしっかりと効果を実感されたい方におすすめです。もちろん、ノンアブレイティブモードでの照射による肌質改善治療も行います。こちらは表皮に対するダメージが少ないのでダウンタイムが軽く、比較的受けやすい治療となっています。
●薬事承認機である
当院のディスカバリーピコプラスは厚労省の薬事承認機です。当院で保険診療は行わないので大きな意味はないのかもしれませんが、効果や安全面において信頼のある機器を使用しているということでよろしくお願いします。
4月半ばごろまでには諸々の準備を終え、皆様にディスカバリーピコプラスでの新たな治療をご提供できるようにいたします。














